製造できるときしか作れないソプラノウクレレオール単板&PEG UPT仕様のエコティキプロジェクトのECO-Sウクレレ。
なんのプロジェクトか?というと環境保全・資材有効活用を掲げ、より材料となる木材を大切にしようという企画です。
綺麗なウクレレ達はそりゃ、いいですよ!でもその中でもまだまだいけちゃうこと、たくさんあります。
今回まず取り掛かったのは工場内、廃棄寸前の楽器の仕掛材この仕掛材を利用してオリジナルウクレレを製造することにしました。
わかりやすくいうと、工場が注文を受け製造する。しかしながら形が違う、途中で木目の節が出てきちゃった。製造中に端っこにヒビが入た。などなど
症状はさまざまですが、とにかくこれ以上なにもできない。そんな材にフォーカスをあてたのです。
例えば、コンサートタイプやテナータイプの大きさで端っこの部分がNGだった材、その材料は実はソプラノなら製造できそう。
他には、節があって製造ストップ材。節は良い!演奏上に問題がない節ならあえて喜んで。私たちのような木フェチにはきっと喜んでもらる。
他の他には、ブレーシング(ボディー内部に入っている木のパーツ)この部分が折れてしまった。新品としては材に傷が付いている。
ほどほどに凹凸などは綺麗にすることできますか?ハイ、できます。商品決定!
そんなやり取りを製造側と繰り返し完成するこちらのウクレレはまさにウクレレ界の『エコロジー楽器』です。
今までもスプルース材や圧縮材などに特化した商品はあったと思いますが、ここまでの真のエコロジー商品はなかったのではなかろうか?
これをすることで注目を浴びたい!そんなことではない。限りある資源の中を弊社は精一杯歩んでいきたい。そして共存。
製造にとっては廃棄同然の材をお金に換金すること、そして新たな製作の資金にしてほしい。
そして、製造スタッフの真の心は『こんなに良い素材なのにもったいない』と思っていたのではないであろうか?
ユーザー様に関しては、良質な材 ハイグレードな素材にも関わらず安価な金額で楽しめる。
価格につりあわないハイパフォーマンスなサウンド。
もっとも求めていた求人ならぬ求ウクではなかろうか。
そんなことを思いながらこの商品は完成されました。