当ショップの自社製造部門The Number Three Productsのニッチな層に向けて企画させていただいておりますこちら。
ジャンゴラインハルトが愛用していた愛機をコンセプトに楽器構造を構築したPetit Bouche(オーバルホールモデル)。
内部構造の肝ブレーシングに秘密があり、トップ板最終ブレーシング箇所につきましてはなしでございます。
これは、あの箱抜け感のない、はっきり感じないが箱の全体からホワ〜っと広がる土臭いロマな香りをイメージしてのこと。
その分強度には欠け、自ずと使用している内にトップ板下部分にもしかすると歪みが若干出てくる可能性も考えられますが
あのサウンドが欲しい故の仕様。ある程度の変形は予め想定しての試みとなっております。
こちらはトップ・シトカスプルース、サイド&バックはパーフェロー、マホガニーネックとなります。
アンティーク仕上げのセミグロスラッカーフィニッシュも風合い良くできました。
以上の仕様となりますので、構造などなどニッチな世界にご理解ある方へのおすすめをいたします。
そう、結局現在現存するセルマーギターなどもトップの歪みやボディー変形など見たことがあると思います。
愛用していく過程でその変形の想定を味とした設計を推奨することとなります。
またもや、超ニッチなスポットへの進行して参ります。また、ベントトップにて形成いたしますので雰囲気も十分。
プラスポイントとしてネックスライスポイントも作りました。
当ショップがこだわってこだわっての完成品となりましたので、是非お試しくださいませ。
Number Three #5(#83) Petit Bouche
Top Sitka spruce
Back and Sides Pau Ferro (laminated with Poplar and Mahogany)
Neck Mahogany
Body Binding rosewood
Bridge Walnut with rosewood
Tailpiece DR
Fingerboard Ebony
Nut BLACKWOOD (describe below)
Frets JESCAR 45100
Peghead Veneer BLACKWOOD (describe below)
Tuners GOTOH
Fingerboard Radius 20"
Guitar Finish Semi-gloss antique nitrocellulose lacquer
Truss Rod U-channel (Martin style witha 5mm allen adjusting nut)
Scale Length 670mm