P-90一発に、フルデプスのノンカッタウェイボディと、
シンプルながら、いかにも50'sの雰囲気を漂わせる1本です。
P.A.F.の登場までは、Gibsonのエレクトリックギターの多くに搭載されていたP-90は、
芯がありながらあまり角が立っていない独特の太く丸い音で、いまだに当時のP-90を求めるファンの多いピックアップです。
この年代のES-125は、そのシンプルなつくりからP-90の良さを非常に良く感じ取れるモデルかと思います。
また、ほかのP-90搭載モデルと比べても価格がリーズナブルなのもうれしいですね。
それほどクセは強くないと思いますので、ブルース・ジャズ・ロックなどジャンルを問わず使いやすいモデルです。
状態はいかにもヴィンテージという雰囲気を漂わせるウェザーチェックの入り加減で、
経年の傷もちょこちょこあり、いい感じにヤレています。
かといってトラブルがあるわけでは全くなく、パーツもペグ以外はフルオリジナルです。
ペグについては現行のGOTOHの3連ペグに変わっていますので、チューニングのしやすさや安定性は向上していると思います。
この年代のやや太めで丸いネックは状態も良好、グリップ感も良いので、案外弾き易いと思います。
フレット残もまだありますし、まだまだ楽しめるヴィンテージといえるでしょう。
家で生音を楽しむのも良いですし、小型のチューブアンプにプラグインしても味のある雰囲気が楽しめます。
常にそばに置いておきたくなるギターですね!
BOBLENの16インチサイズハードケース付き。